ららぽーと門真に行ってきた〜てくてく商業施設探訪No.22
ららぽーと門真(大阪府門真市)

関西5施設目のららぽーと、国内19施設目
概要
所在地:大阪府門真市松生町1-11
開業日:グランドオープン2023年4月17日
(プレオープン4月12日〜)
敷地面積:116,700㎡
延床面積:196,800㎡
施設面積:66,300㎡(店舗棟4階建て)

店舗数:ららぽーと門真153店舗、三井アウトレットパーク(以外MOP)98店舗 施設計251店舗
ららぽーと門真が1階と3階、MOPが2階といった構成
MOPは近隣にあったMOP大阪鶴見(ブロッサムアウトレット)から移転拡張 ※64店舗9,400㎡から98店舗20,200㎡へ 1店舗平均も約1.4倍に拡大
駐車台数:約4,300台(6階建て立体駐車場棟2棟+平面駐車場) ※チケットレスシステム導入駐車場
基本料金は30分毎200円(平日2時間、土日祝1時間無料、三井ショッピングカード他で+1時間、その他買い物金額無料サービスありで平日最大9時間、土日祝最大8時間無料)
駐輪場:約3,200台、バイク約125台 終日無料

営業時間:10:00〜21:00(ライフセントラルスクエア9:30〜21:00)、レストラン11:00〜22:00(一部営業時間が異なるテナントあり)
訪問レビュー
まず1階核テナントのスーパーにはライフのセントラルスクエア業態が入店
夏に隣にオープンのコストコとの差別化を図ってのセントラルスクエア業態導入だと思われる
地域や競合状況や話題性を加味してその場に最適な食品スーパーを誘致のできるのがららぽーとの強みでもあるのだろう
実際関西のららぽーと5施設はすべて違うところが入店している
ライフについつはまた別の記事にまとめてみたいと思う

ライフの前には「黒門市場」、文字通りミナミの黒門市場加盟店などが入店
北西側入口入ると無印良品があるがその後はフード系専門店、ライフ、「黒門市場」、飲食専門店を一体化した「門真うまいもん街」を形成
訪問日には専門店にはかなりの行列が発生していて人気の高さが伺えた
食品ゾーンにはこちらも最近の施設には欠かせない冷蔵のコインロッカーも設置してあり滞在時間を伸ばす工夫がされていた


「門真うまいもん街」を抜けると中央には、吹き抜けのセンターコート
こちらには最近のショッピングモールに多い大型ビジョンも設置、イベントとの連動がされるのだろう

天井には採光窓もあり明るく開放的な空間となっていた
あとで知ったのだが、天井の窓は門真市の名産である蓮をイメージしており、ハストラスと言うらしい
センターコート挟んで逆サイドは食以外の専門店各店が続いている
中央付近にLOFT、食フロアの逆サイド突き当たりにははUNIQLO&GU、H&Mが陣取っている
珍しいのはそれら大型ファッションテナント横に映画館、TOHOシネマズがあること 別棟構造以外で最上階以外に映画館があるのは非常に珍しい
TOHOシネマズは9スクリーン、1,430席の規模となっている

1階南側はまだ完成していないが(23年夏予定)、コストコ側エントランスと名付けられており一体化した施設作りが考えられていた
2階はアウトレットフロア(MOP)となっている
通路幅が広めにとられており多くのお客さんの中でも買いものはしやすかった
鶴見時代はレイアウトが変則的かつ多層階だったので、ワンフロアに集約され見回りやすさは格段にアップした印象
所々にソファーもあり休憩にも便利そうだった
アウトレットに出店しているブランドには疎いので紹介だけしておくと17店舗が関西初で、そのうち4店舗はアウトレット初出店
前評判が高かったラルフローレンのコーヒー屋であるラルフズコーヒーは訪問時は長蛇の列だった

3階フロアは再びららぽーとエリアとなっている
北側はナムコのゲームセンターとウルトラマンやすみっコぐらしのキャラの遊びゾーンなどが集合しており家族連れが多かった
中央付近には日本再上陸で話題のFOREVER21、南側にはアカチャンホンポとフードコートである「フードテラス」があった
こちらには最近の施設必須となりつつある小上がりゾーンももちろん、コンセントとUSBが差し込める充電つきエリアもあった

フードテラスからは屋上にも繋がっており、屋上にはロゴスのカフェと人工芝のキッズパーク、空の広場が広がっておりベビーカーを押した家族などでにぎわっていた
人工芝が敷き詰められているので小さい子供にも優しいエリアとなっていた



空の広場奥にはステージもあり野外ライブなどもできそうな感じだった
ステージ横に窓があり最上階からの眺望が楽しめるのかと思いきや、太陽光パネルが見えるだけというちょっぴりがっかりなポイントも…

今後もコストコ開業、ららぽーと直結のマンションエリア入居開始などまだまだ目を離せない施設となっている
多くのイオンモールに挟まれているので、それらとの差別化競争も今後激しくなるだろう
また29年には大阪モノレールがMOPフロアに直結予定となっておりモノレール沿線の商業施設との戦いにも注目していきたい